外観
東京メトロ丸ノ内線「南阿佐ケ谷」駅から、住宅街をしばらく歩く。
戸建てや低層マンションの並びを縫っていくと、その流れに自然と溶け込むようにこの銭湯は立っている。
看板に気づかなければ通り過ぎてしまいそうな佇まい。
それでも一度入口を見つけてしまえば、地元の人たちにとっての「ちょっといいお風呂」なのだと、空気で伝わってくる。


基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | ゆ家 和ごころ 吉の湯 |
| 所在地 | 東京都杉並区成田東1-14-7 |
| アクセス | 東京メトロ丸ノ内線「南阿佐ケ谷」駅より徒歩 |
| 営業時間 | 火〜金 13:30〜22:00(最終入店21:30)/土・日 8:00〜11:00、13:30〜22:00 |
| 定休日 | 月曜日(祝日問わず休業) |
| 料金 | 大人550円/小学生200円/幼児100円/サウナ込み2時間1100円(サウナ別2時間600円) |
| 電話番号 | 03-3315-1766 |
浴室
ぼくが入ったのはまず室内中央にあるメイン浴槽。
しっかりとした湯加減で、体を温める下準備にちょうどいい。ただこの銭湯の本領は外にある。
引き戸を開けて露天コーナーに足を踏み入れた瞬間、空気が変わる。
複数の浴槽が並び、その中には五右衛門風呂のような壺型の湯船まで用意されている。住宅街のど真ん中でこの開放感は反則だ。
湯を出て
風呂上がりはロビーで一息。
冷えたコカ・コーラを一本。湯あがりの体に染みわたる炭酸の刺激、これがあるから銭湯はやめられない。

感想
ここは露天風呂重視の銭湯だ、と言い切ってしまっていい。室内の風呂はあくまでジャブ、本命は外にある露天群。複数ある湯船を順番にハシゴしていけば、それだけで一日が満ち足りる。
派手な装飾も観光地らしさもない。あるのは「いい湯にゆっくり浸かりに来てほしい」という気概だけ。そんな銭湯だ。




