外観
2013年11月28日にリニューアルオープンした、昭和7年(1932年)創業の歴史ある銭湯である。
伝統的な宮造りの外観を残しつつ、内装は和モダンなデザインに生まれ変わっている。

東京メトロ日比谷線「北千住」駅から徒歩10分という立地。
学園通り商店街を抜け、柳原商店街を進むと、高い煙突と宮造りの建物が目印だ。

隣にはコインランドリーが併設されている。
旧型の洗濯機も見受けられ、昭和の雰囲気を残している。

基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 大和湯 |
| 所在地 | 東京都足立区柳原2-43-1 |
| アクセス | 東京メトロ日比谷線「北千住」駅下車、徒歩10分 |
| 営業時間 | 15:30〜23:00(日曜は14:00から営業) |
| 定休日 | 水曜日 |
| 電話番号 | 03-3881-6029 |
浴室
浴槽はバイブラやジェットなどを備えた大きなL字型のものと小ぶりな露天風呂の2つがある。
ジェット威力がすさまじい。浴槽のはじからはじまで水流が届き、L字型の直角部分で渦を巻いている。まるで鳴門海峡を思わせる。
露天風呂は天井は檜で蓋がされている。高層ビルが乱立する令和なので仕方がない。檜と湯気、そしてかぼすの化学反応が起こり、誰もいない森の中にいるような緑の香りがした。
洗い場はかなり広めにとられており渋滞はしなさそうだ。
リンスインシャンプー、ボディソープも備えられている。
下町千住の土地柄もあり、近所のじいちゃんばあちゃんで大盛況なのも銭湯らしくて味わい深い。
休憩スペース
フロントと併設されている休憩スペースも小ぶりだ。
小ぶりであるからこそのコミュニケーションが生まれ、じいちゃんばあちゃんで大盛り上がりだった。
飲み物は牛乳や各種炭酸飲料が備えられているがラインナップもやはり小ぶり。
それでいてもきっちりポイントは抑えてくれている。
座るスペースもなさそうなので、そそくさと銭湯を後にした。
近所の酒屋の自動販売機でリアルゴールドを購入。
ぼくの中での銭湯上がりの飲み物ランキング一位をキープしている。
感想
大和湯から北千住駅への帰路は商店街を抜けていく。
日中は大盛況だが、夜は打って変わって暗く静かだ。
ところどころに昭和の建物も見られ、下町風情を感じることができる。

北千住はここ数年で大規模な開発がなされどんどん近代化された。
良いのか悪いのかは何とも言えないが、下町の良さは残していってもらいたいものである。

※記載情報は訪問時点のものである。最新情報は公式サイトをご確認いただきたい。





