江北湯
外観
2019年にリニューアルされたためきれいなたたずまいだ。
新しい建物でありながら、どこか懐かしさの残る外観だ。

看板犬ならぬ看板コアラが出迎えてくれた。
入口脇でちょこんと座る姿が愛らしい。地域の人々に親しまれているようだ。

基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 銭湯名 | 江北湯 |
| 所在地 | 東京都足立区江北2-27-6 |
| アクセス | 日暮里・舎人ライナー「江北駅」から徒歩5分 |
| 営業時間 | 15:00〜24:00 |
| 定休日 | 金曜日 |
| 入浴料 | 大人550円 |
※営業情報は訪問時点のものだ。最新情報は公式サイト・X(旧Twitter)などで確認してほしい。
浴室
浴室には、大人三人ほどが入れる小さめの浴槽が三つ並んでいた。
それぞれ「バイブラ」「ジェット」「あつ湯」と用途が分かれており、どの湯もよく手入れされている印象であった。
中でもあつ湯が特に気持ちがよく、茶色がかった湯には漢方系の薬草が使われているようで、体の芯から温まる感覚があった。
シャンプーと石鹼は備え付けのものが用意されており、タオルのレンタルも可能であるようだ。
手ぶらで訪れても十分に入浴を楽しめる環境が整っていた。
休憩スペース
休憩スペースは番台の中央にあり、入浴後の客が気軽に腰を下ろせるようになっている。
そこでは、おそらく店で手作りされたと思われる自家製のからあげなどの揚げ物が販売されていた。
香ばしい匂いが漂い、湯上がりの食欲をそそる。
もちろん、定番の瓶牛乳や炭酸飲料も冷えており、風呂上がりの一杯を楽しむには申し分ない。
感想
おっちゃんたちの談笑で賑わう、昔ながらの銭湯であった。
周囲の街並みにも古い建物が多く、地域全体にどこか懐かしさが漂っている。


今も静かに時を刻むような建物が並ぶ。
湯と街の雰囲気が調和し、この土地ならではの味わいを感じられる場所だった。
温かい湯と人の声が、日常の小さな贅沢を思い出させてくれる。
東京銭湯コレクションカード
東京銭湯コレクションカードは、都内各地の銭湯をめぐるスタンプラリーのような存在だ。
江北湯でもカウンター横に置かれており、記念に購入した。






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